札幌市東区 田中歯科・矯正歯科クリニックの小児歯科

お知らせ

乳歯列の歯並び相談も行っております。

 

小児歯科とは

1167.jpg

子どもの歯、可愛いけれど親にとってはとっても心配。むし歯になったらどうしよう。歯並びも大丈夫かしら? 心配だらけのお子さんの歯。どうしたら守ってあげられるでしょう。そんなお母さん方の素朴な疑問にもていねいに答え、歯と口を中心にお子さんの成長発育をお母さんと一緒に細かく考え誘導・管理していくのが小児歯科の本来の役割です。当院では保護者と協力して、お子様が成長する過程において、虫歯のない健康な歯、健康なお口でいられるように、お子さんのお口の健康管理をしてまいり ます。

最初の永久歯(六歳臼歯)・・生えて間もない六歳臼歯は、シーラントで虫歯予防することが良いでしょう。また 数カ月おきに何度かフッ素塗布をすることによって虫歯予防の効果も高まると言われていますので、定期的にフッ素塗布をするのがいいでしょう。

 

乳歯は虫歯になりやすい 

乳歯には、永久歯が生え揃うまでの間、噛むという運動をすることによるあごの成長と永久歯が生える際に正しい位置に生えるための誘導という大変重要な役割があります。しかし、永久歯に比べて虫歯になりやすいと言われています。

理由としては・・
子供が好む食べ物には、虫歯の原因となる粘着性のあるものが多く、炭水化物で酸の発酵が盛んになります。
子供は歯ブラシを上手に使えない。
乳歯は永久歯に比べて、大きさや厚さが半分程度で、エナメル質や象牙質も薄く石灰化も弱く脆弱なのです。

 

虫歯は早期発見が肝心

子供の虫歯は、進行が早く痛みも少ないため、半年ほどで神経の近くまで進んでしまいます。初期症状としては、歯の表面が白く濁ったようになったり、黒い小さなシミのような物が付いていたり、歯と歯の間の部分が黄色くなったりします。
この段階で発見すると、治療は比較的簡単に済みますので、歯ブラシ後などは注意してチェックするとよいでしょう。 

 

虫歯を予防するには

①丈夫な歯をつくるために栄養バランスの良い食生活を心がけましょう
②ていねいな歯ブラシを心がけ、口の中を常に清潔にし、歯垢や細菌、歯石を取り除きましょう。
③おやつには、なるべく砂糖の少ないものを選び、粘着性の高いものは控えましょう。
④よく噛んで食べましょう。よく噛んで食べることにより唾液が多く分泌され口の中をきれいにしてくれます。
⑤歯科医院で定期健診を受けましょう。
学校や幼稚園で受ける健診は、虫歯や歯肉炎などの疾病についての有無を調べ、治療が必要か、経過観察が必要化などのふるい分けを目的としています。
歯科医院の健診は、疾病の診断のために検査をし、治療や予防を行うのが目的なのです。

 

最初の永久歯(六歳臼歯)


*六歳臼歯は、食べ物を噛む、砕くすりつぶすといった働きをしますが、永久歯の歯列のサイズと上下の歯のかみ合わせを決定する重要な役割も担っています。
*噛み砕く力は、上下の六歳臼歯だけで、噛む力全体の三分の一を受け持つと言われ、その力は60㎏ほどあります。
*六歳臼歯が正しい場所に生えてこないと次に生えてくる歯並びや顔の形、噛み合せに悪い影響を及ぼします。
*六歳臼歯は、溝が深く、歯垢も付きやすく虫歯になりやすい歯でもあります。
*生えて間もない六歳臼歯は、シーラントで虫歯予防することが良いでしょう。

 

シーラント

シーラントとは、奥歯の溝を薄いプラスチックで塞ぐ虫歯予防法です。
シーラントは、その性質上、虫歯ができやすい時期・虫歯ができやすい場所にするのがいいと言われています。そのため、一般的には子供の第一大臼歯に施されることが多いです。子供の第一大臼歯は、以前にも述べたように6歳頃には生え始めてきます。この時期は、まだ子供が自分で満足に歯のケアをすることができないことが多く、虫歯になりやすいです。

奥歯の溝は複雑な形をしているので歯ブラシの毛先が入らず、そのために毎日ちゃんと歯磨きをしていても虫歯になってしまうことがありますが、シーラントで奥歯の溝を塞ぐことにより、奥歯の溝の虫歯を防ぐことが可能です。
400円/1本

11672.jpg

3.gif

 

フッ素塗布

4.jpg


フッ素自体は不安定な物質ですが、フッ素化合物(フッ素と何かが化合した物質)になると、途端に安定した物質へと姿を変えます。安定するということは、他の物質の影響を受けにくくなるということです。従って、フッ素コーティングのように、洗車した後の車にフッ素化合物を塗ってフッ素の膜を作り、汚れが車に直接つかないようにすることが可能になるわけです。

このフッ素の性質を歯に応用し、歯にフッ素の膜を作り、歯に汚れがつかないようにすれば、虫歯菌から歯を守ることが可能になるわけです。そんな理由から、実際に歯にフッ素を塗り、膜を作ることによって虫歯から歯を守るという方法が使われています。

ある程度成長した永久歯の場合は、フッ素塗布をしなくても表面がしっかりしているのでフッ素塗布をする必要は少ないですが、子供の歯は虫歯になりやすいので、このフッ素塗布が虫歯予防に大きく役立ちます。一回フッ素塗布をしたらそれでおしまいではなく、数カ月おきに何度かフッ素塗布をすることによって虫歯予防の効果も高まると言われていますので、定期的にフッ素塗布をするのがいいでしょう。

 

サホライド

サホライドはフッ化ジアミン銀というフッ素と銀を主成分とする薬剤の商品名です。
虫歯になっている歯にサホライドを塗ると進行を抑制する効果があります。
二歳以下の子供の虫歯であったり、治療時に泣き叫んで治療が難しい場合に主に使用します。
欠点としては、歯が黒く変色してしまうことです。
サホライドとフッ素を混同されがちですが、虫歯予防のための「フッ素」と虫歯の進行抑制のための「サホライド」は別のものです。

 

キシリトールの虫歯予防効果は?

キシリトールは厚生労働省に認可されている食品添加物で、野菜や果実に含まれている天然の甘味料です。
甘さは砂糖と同じくらいあり、カロリーは砂糖の4分の3ほどあります。
キシリトールは酸をつくりません。このことは虫歯をつくらない代用糖といえるわけです。
ただ、エナメル質の再石灰化にも効果があると言われていますが、キシリトールなど酸をつくらない甘味料を含むチューインガムを咬むと、唾液の分泌が促進されて歯垢のpHが上昇し、その結果、唾液などに含まれるリン酸やカルシウムが齲窩に沈着して再石灰化したのではないかと言われています。

つまり「抗ウ蝕誘発性」、すなわち「むし歯を起こす力に対抗する」というわけではないようです。
ガムとしてよく噛むと、虫歯・歯周病のもと、歯垢を減少させる効果はありますが、あくまで歯ブラシのサポートとして考える方が正しいでしょう。

基本的に、歯垢は歯ブラシでかきださなければ減少しません。キシリトールを口にしていれば、虫歯も歯周病もならないと考えるのは間違いですので、気をつけましょう。